HiGH&LOWとかいう琥珀色の沼。
先日のKMF以降ぱったり記事の更新が止まったので
「もしかして横浜アリーナで死んだのでは?」
「死因はNCTDREAMか…」
などと様々な憶測が飛び交ったここ三ヶ月…。
(そうでもないと思うよ)
生きておりま~~す!
仕事とプライベートで瀕死だったのですが、例え死にそうな状況でも好きなものは見るし気になったら覗いてみたくなるのがエンタメヲタクの性。
というわけで現在HiGH&LOWにハマっています。
毎度の事ながら、全裸で軽率にアウェー戦に挑んで致命傷を負って帰ってくる癖、やめたい。
あまりに推しがカムバックしなさ過ぎて暇だったので夏にザム2「END OF SKY」を観たのが初ハイローだったんですが、あまりの良さみに衝撃を受け今ではすっかり定期的にハイローを摂取しないと日常生活を送れない体になってしまった。
このコンテンツもまた、ある種の電子ドラッグである。
HIGHER GROUNDを聞けばワクワクして手が震えだすし、「ティンティンティン…」と声が聞こえれば秒でチビるくらいには、この短期間で調教されている。
だってこれ、ヲタクが大好きなやつやん…。
チームごとの特色とか、衣装の細部にいたるまでめちゃくちゃ作りこまれてるのがわかる。
キャラクターの立たせ方…完全にジャンプでは。と思った。
特にイメージカラーやロゴの有無はヲタクがつくかを左右するものなので
そこをキッチリ抑えて作っているあたりはさすが。
おまけにテーマソングまで設定されていると知ったときはもう「勘弁してくれ~~~大好きなんですけど~~~」と頭を抱えた。
そして私は元々NARUTO好きだったので、ザム2冒頭でSWORD地区の紹介が流れた時は「忍五大国!」となったし協定を結ぶ話し合いの場面では「五影会談!」となった。
そして敵側のヤ○ザ九龍グループ登場のシーンもこれまた最高で。
暁……!
しかも九龍の幹部さんたちが集う部屋、これなんですけど。
前方真ん中に組のシンボル、後ろには龍がいるし座る場所には筆文字が書かれた垂れ幕みたいなのがバックにある。
今時こんなアジト有ります!?
ぐあ~~~~どう考えても過剰なんだけど、それが堪らない。よく考えたらこれまでハマってきた少年漫画も宝塚もK-POPもその過剰さが中毒になるジャンルだった。
ちなみにキャスティングされた俳優陣がぐうの音も出ない完璧さ。
目が据わってて猫背の木下ほうか(藤森会長)が一番怖い。
兎角2次元&アイドルヲタクには大変入り込みやすい、たまらない設定及び画の撮り方ばかりだったんですよね。
そしてアクション映画の素人が観ても、これを撮ってる人がめちゃくちゃスゴイ腕の持ち主だというのはわかりました。
乱闘シーン含め何かMVチックだなと思ったんだけど、監督の久保茂昭さんはアーティストのMV作ってる方だと知って納得。
劇伴使うタイミングが絶妙なんだ…。これは是非とも応援上映に行きたい。
あと私が強く感じたのは登場人物が皆
「所属承認欲求が満たされていて幸せそう」ということ。
自分は○○(組織)の××(名前)であるという確固たる意識があるんですよね。
で、ひょっとしてそれってすごく精神衛生上良い事なんじゃ?と思ったんです。
今の時代ついていきたいと思える尊敬出来る頭が居て、所属している事に誇りを持てる組織に出会えてる人ってすごく少ないんじゃないでしょうか。
基本的欲求の中でもこれが満たされないと、他者&自己承認欲求を求める比重が大きくなるので、だいぶ生き辛いことになる。(階層的にはこっちの方が上ですが)
昨今のSNSにおける他者&自己承認欲求の強さというのは大半の人が所属承認欲求を満たせていない事が理由の1つにあるのかもしれません。
その点、SWORDの皆さんは幸せそうだな。
バイクで夜な夜な走り回ったり、先輩後輩に囲まれて店でクダまいたり、時にはケンカしたり…彼らの行動って多少形は違えど、全て青春時代そのものなんですよね。
あぁ、そうか。
私たちはHiGH&LOWの中で青春をもう一度生きている。
もしくは手に入らなかった形の青春への憧れを彼らの中に見ている。
どこか懐かしくて、コレをやりたかったんだよ俺達は。みたいな感情を呼び起こされるのってそこなのかもしれません。
大人のファンが多いのもうなずけます。あと世界観がやや古いので…(笑)*1
一昔前の文化の香り漂う理想的な世界を今時の子達で再現する…これって、もしかしてネオカルチャーテクノロジーでは!?
(その例えK-POPファンにしか伝わらないよ)
どんなジャンルであっても、大人が本気で楽しんで妥協せず作ったコンテンツっていうのは、必ずファンが付くものなんだなぁと痛感しました。
ヲタクは経済を回す。そして、それを味方に出来る者が生き残るのだなぁ。
それでは以下、各チームの推し達です。今回はひとまずSWORD5チームにしぼって…。
山王連合会
テッツ役の佐藤寛太くんの顔がすこぶる好きです…。めちゃくちゃ可愛い。
私の好みはわりと一貫しているので、好きそうな子がいると「もふ山ちゃん、この子好きじゃない?」と友人達が情報をくれるんですが、そういえば随分前に「このドレッドの子好みじゃろ」と送られてきていたのが実はテッツであったことに気づく。くっ…あの頃ちゃんとハマっていれば…。ていうか父ちゃん…絶対元アーミーじゃん…。
それからダン役の山下健二郎さんって絶対優しくないですか?あれ役作りしてないっていうかきっと素だよね、ほぼ。優しさ滲み出てましたけど。
何かこう…優しすぎて浮気されるタイプな気がする…。(ごめん)
山下さんの事なにも知らないのに「優しいだけじゃダメなんだよ」って言いたくなってしまった。でも良い旦那になりそうだな。好きです。
K-POPアイドルでキャスティングするならNCTの中本悠太くんかなぁ。
(出た~~すぐ組み分け帽子使う癖)
WHITE RASCALS
自由なトップとインテリ参謀みたいな組み合わせ、良いですよね。
まさかROCKYの名前の由来がそっちだとは思わなかったんですけどもね。
「女を守る」とか「女を執拗に傷つける奴は許さねぇ」とかよくおっしゃるんで
「は?時代錯誤では…」
と最初は思ってたんだけど、なぜそう言うようになったのかロッキーさんの過去を調べたら「うっ…;;許す」となりました。
K-POPアイドルだったら、きっとヨンホはホワイトラスカルズ。
鬼邪高校
じゃぱらん流れるとめっちゃアガる…。
村山さんのこと好きにならない女いなくないですか…?
山田裕貴くん、超良い俳優だ…。あゝ荒野にも出てましたよね。
飄々とした感じ、スイッチ入ると瞳孔開き気味の目…最高(悦)
基本アイライン引いてたり隈がある三白眼の男が好きすぎるので。
(そういえばあなたミスフルだと御柳芭唐とか虎鉄大河推しでしたよね)
村山さんの第二ボタンをグッズとして売ってくれ。キーホルダーとかにして。
あとは古屋役の鈴木貴之さん。カズレーザー系統の顔好きです。
初代ミスタージャパンの爽やか好青年イメージが強かったのだが。
学ランもいいな…。
鬼邪高校ってことは、彼ら男子高校生なわけで。(平均年齢23歳だけど)
お家帰って母ちゃんの手料理食べてるかと思うと愛しすぎて泣けてきた。
ご飯山盛りよそってあげたい…。
みんな産みたい。
K-POPで誰か鬼邪高校メンバーにキャスティングするならNCTのジェヒョン君を。
ジェヒョンくんが綺麗な微笑み浮かべて躊躇なく殴るところ観たいな…。
(いきなり性癖出さないでください)
RUDE BOYS
佐野玲於の鼻筋とほくろの位置、奇跡では…?
私、このタイプのフープピアス大好きです。
グッときます。
幼少期の写真漁りまくったんですけど、しんどい…。超可愛い。
私の中の橘ケンチさんが「抱き締めてあげたい……」ってずっと言ってる。
ドリームペンは是非おググり下さい。
もし弟だったら「うわ…姉ちゃんさぁ、んな服どこで買うんだよ。ダサ過ぎて逆に気になるわ」ってダメ出しされたい。
口悪い弟、いいな。
そして、初めて知った「ZEN」というパルクールパフォーマーの存在。え~~~~何これ~~~~ですよ。カッコイイ。
そんなに知名度の高い分野ではないだろうに、いち早く目付けて彼を採用したLDHの先見の明とハンティング力、恐るべし。
敵を蹴散らし縦横無尽に飛び回るRUDEの活躍シーンはまさしく「忍」で、これまたNARUTO好きの心をくすぐる。
ピーくん居れば多分大蛇丸出てきても勝てると思うんだ…!(もふ山さん、これ中忍試験じゃないから)
私も仕事終わり急いでレイトショーのハイロー観に行く時は、よく新宿の街をパルクールしてます。
韓国の真剣佑ことテヨンちゃんは、きっとルードボーイズですね。
たまにはかなげな表情する時スモーキーとかぶる…。あと仲間とか家族愛が強いというあたりも。
窪田正孝くんもテヨンちゃんも人見知りなイメージがあるので、同じ部屋に閉じ込めて全く弾まない二人の会話をモニタリングしたいです。
達磨一家
当方、達磨の女ですので…。
林遣都くん演じる日向紀久が好きで好きでたまらない…。
斜めボンネットマハラジャの日向たまを観る為に毎度チケット代払ってるみたいなとこあります。
「SWORDの祭りは達磨通せや…」のセリフ、絶対みんな家でモノマネしたでしょ。
私はした。(布団の上で)
達磨のテーマソングもいいよね。汎用性高い。「鼓動高鳴ぁる…」とか最初「(笑)」って思うんですけど、段々自然に使い出す。
最近もっぱら何か楽しみな事があるとLINEでこのセリフを送ったりしています。
K-POPドルだと、私の中でシウちゃんて達磨のイメージなのですよ。赤が似合うのと可愛い顔して一番中身が男らしいじゃないですか…。
ウジひょんではない。にしても日テレのベストアーティストにMIGHTY WARRIORSの名前が有ったんだけど、バルジってもしや業界の人なんですか…?
地上派でANARCHY様…熱かった。野替愁平さんとのラッパーコンビ好き過ぎるのでいつかZICOちゃんとコラボして下さい。あの子、見た目といい得意とする音楽ジャンルといい、とってもマイティですので。
エリーちゃんは私の中で2人目のガングロプリンセスです。(一人目は大和アレクサンダー)
YGペンには「DREAM BOYS」めちゃくちゃオススメ……。アイアイ!
www.youtube.com
いや~~「LDHさんはマジで商売が上手い」と言われている理由を体で理解させられた…。
YGも近年俳優陣の獲得に力を入れているような気がしますが、ひょっとして経営モデルとしてLDHを目指していたのだろうか…?
スンリ(そういや李役で出てたね)も自分のダンススタジオ経営してたし、TABLOも独自レーベル持ったりしてるしなぁ。社内起業的に制作側でも戦力になる人材を育て上げるあたりも似てる気がします。
何より、ここ社長同士が仲良しだしな。パフォーマーから経営者に成り上がった経歴なんかも共通してるから合う部分が多いのかもしれませんね。
とにかくスゴイものに出会ってしまった。彼らの本業にも興味津々です。生でライブが観たい…!!!と思い始めてしまってるあたり、あちらの思うツボなんでしょうな。
これがお前らの…やり方か~~~~~!!!!HIROさんありがと~~~~!!!!(号泣)
ハイロー考察本第二弾が出たそうです。これは是非とも読まねば…!

HiGH&LOW THE FAN BOOK~俺たちはみんな、HIROさんに夢見させてもらっていた
- 発売日: 2017/12/06
- メディア: 雑誌
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